◇パリ五輪第4日 スケートボード(2024年7月29日 コンコルド広場)
雨のため27日の予定から29日に延期となった男子ストリートが行われ、14歳の世界ランク1位・小野寺吟雲は177・08点で予選落ちを喫した。
ランの2本目に83・51点をマークしたものの、5本のベストトリックでは一度しかメークできず。「決勝に上がれなくて悔しい」と話した。
この日のパリは快晴で、「練習の時に熱中症みたくなってしまって、楽しかったかどうか分からない。記憶があんまりないです」と明かした。
14歳165日で金メダルを獲得すれば、32年ロサンゼルス五輪の競泳男子1500メートルを制した北村久寿雄の14歳309日を超え、男子個人種目では世界最年少記録を更新だったが、大快挙には届かず。「ただ単純にスケボーがうまくなりたい」と青空の下で誓った。