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フェンシング・加納の金メダルに“第二の故郷”岩国が燃えた!個人スポンサーの社長「金メダル2つ見たい」

スポニチアネックス 2024年7月30日 5時18分

 フェンシング男子エペ個人で快挙を成し遂げた加納虹輝の“第二の故郷”、山口県岩国市の関係者にも歓喜の輪が広がった。

 愛知県出身の加納は、フェンシングの強豪・岩国工業高校で3年間を過ごした。28日から29日、市内では高校や地元の関係者らが応援会を開催し声援を送った。加納の個人スポンサーを務める同市内の工務店「イワナミ」の波田成剛社長(45)は「頑張ってくれた!」と称えた。

 同市の若手起業家を中心とした団体がフェンシングなど“あまり表に出にくい競技”の大会支援活動をしている縁で、2019年に加納と出会った。「とにかく好青年という言葉しかあてはまらない」という加納と親交を深める中で、「もし金メダルを獲れたらスポンサーになってください」と依頼され、「いいよ~。とノリで軽く引き受けた」という。2021年の東京五輪で団体金メダルを受け、スポンサーとして支援することとなった。

 加納の魅力は「有言実行」と明かす。今大会の準々決勝後、応援会の様子を加納にLINEで送った。すぐに「金メダルを取ってきます」と力強い返事があり、言葉通りに結果を出した。波田氏は「(加納は)いつも自信がある。そうやって自分にプレッシャーをかけているんでしょう」とアスリートの気持ちをおもんぱかった。

 快挙後には「金メダルを2つ見たい」と波田氏なりにLINEで激励。加納は「はい!団体も頑張ります」と宣言。2個目の金メダル獲得も誓っている。

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