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パリ五輪第4日は大逆転ニッポン!体操団体は奇跡の金、スケボー堀米は衝撃連覇、馬術は歴史的な銅

スポニチアネックス 2024年7月30日 5時42分

 パリ五輪第4日となった29日、日本勢は大逆転の連続で列島を歓喜に包んだ。

 体操ニッポンは男子団体総合で2大会ぶりに金メダルを奪回した。平行棒を終えて中国に3・267点差の2位で運命の最終種目・鉄棒へ。中国の2人目が2度落下するという波乱が起きた後、予選で大きなミスがあった橋本が好演技を披露し、奇跡の大逆転劇を呼んだ。

 スケートボードの男子ストリートでは、堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)が21年東京五輪に続いて連覇を飾った。決勝でベストトリック最後の1本。96・98点がトップに並ぶには必要な中で97・08点をマーク。281・14点で、ジャガー・イートン(米国)の281・04点を0・1点上回っての大逆転だった。

 総合馬術の団体では歴史が動いた。最終種目の障害馬術競技前に北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬が馬体検査をクリアできず、20点減点で3位から5位に下がった。だが、リザーブの田中利幸(乗馬クラブクレイン)、戸本一真(日本中央競馬会)、大岩義明(nittoh)が減点を最低限にとどめ、逆転銅メダル。1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で金メダルを獲得した“バロン西”西竹一以来、92年ぶりの日本勢の表彰台だった。

 柔道では女子57キロ級の舟久保遥香(三井住友海上)が3位決定戦でリオ五輪金メダルのラファエラ・シウバを下し、銅メダルを獲得。日本柔道通算100個目のメモリアルとなった。続く男子73キロ級の橋本壮市(パーク24)も3位決定戦でアキル・ジャコバを下し銅メダルを獲得した。日本は金2、銅3となった。

 今大会の日本の金メダルは6個に。日本選手団は目標を金20個に定めている。

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