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「虎に翼」さらに問題発生 ライトハウスに嫌がらせ…懸案7件?ネット心配「金曜までに」

スポニチアネックス 2024年7月30日 8時16分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は30日、第87話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第87話は、兄・金顕洙(許秀哲)の無実を訴える弟・金広洙(成田瑛基)に、小野知子(堺小春)は思わず声を掛ける。小野にはかつて朝鮮人の恋人がいた。結婚しようとしたが、親の猛反対に遭い、別れさせられたらしい。佐田寅子(伊藤沙莉)は再度、公平な目で事件を見ようと決める。分かり合えない人とも関係を深めようと、あきらめずに踏み込んでいく寅子の姿を星航一(岡田将生)は見守り…という展開。

 桜川涼子(桜井ユキ)は寅子が母になったことが信じられない。稲(田中真弓)が夕食の様子を明かした。

 佐田優未(竹澤咲子)は翌月、山登りへ。すぐ怒鳴る、クラスの嫌われ者と同じ班になった。優未が接し方に悩むと、寅子は「普通に接したらいいんじゃないの」「ちょっと考えさせて」「お母さんにもすぐ怒る友達がいるんだけどね。どうやって仲良くなったんだっけな」。寅子らしいと涼子は笑い、稲は「昔からお優しいお嬢さんでしたから、知らないうちに、人にこう寄り添ってしまうというか、相手も、どんどん心が近づいてしまうというか」と語った。

 放火事件の次の公判。入倉始(岡部ひろき)は傍聴席で騒ぐ弟を怪しむ。航一は関東大震災の朝鮮人虐殺を引き合いに「差別が生まれる理由は様々です。火のないところに煙は立たずで終わらせるのか、それとも、その煙を上げたのは誰なのかを見極めるのか」。入倉は昼食の誘いを断った。

 喫茶ライトハウスの入り口。涼子が汚れを落としている。

 涼子によれば、嫌がらせは月に1~2度、何年も続いているが、警察は取り合わない。玉(羽瀬川なぎ)によれば、涼子と地元の当初の話し合いを知らない人がやっかみ。「私たちが贔屓されていると思ったようで。涼子ちゃんが店のご主人たちに、色目を使ったなんて噂が流れたり」と明かした。

 寅子「私、悔しくて、情けなくて」「戦争が終わって、新しい憲法ができて、すべての人が平等である、正しい世の中になった、はずなのに。今扱っている事件や玉ちゃんを取り巻くものは」

 航一「おなか、減りましたね」

 寅子「私、ご一緒している裁判に相応しくないかもしれません」

 航一「すべての事件に、公平でいるなんて無理ですよ」

 前回第86話(7月29日)までの(1)航一の過去(2)放火事件(3)差別(4)森口美佐江(片岡凜)再登場に続き、(5)小野の結婚破棄(6)優未の山登り&同級生(7)ライトハウスへの嫌がらせ、と問題が発生。

 SNS上には「ガラスを割るとかならすぐ警察が動くから、動かないギリギリのラインを攻めているようにも見える。そういう意味では計画的というか、凄く嫌な感じ」「美佐江は常連だから、関わっていないと思いたい」「また問題が増えた…本当、次から次へと」「涼子様のところで問題勃発。裁判と関連があるのかな?航一さんの“ごめんなさい”も少しずつ紐解かれそう」「ライトハウスへの嫌がらせも手掛かりなく提示されてきて、金曜までにどこまで落着させてくれるんだろう」などの声が上がった。

 問題解決は果たして。

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