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「虎に翼」帰京優未は12歳毎田暖乃「幸せ」早くも朝ドラ3作目!航一継母は余貴美子 新キャスト2人発表

スポニチアネックス 2024年7月30日 11時3分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の終盤を彩る新キャスト2人が30日、番組公式サイトなどで発表され、名子役の毎田暖乃(12)と女優の余貴美子(68)の出演が決定した。毎田の朝ドラ出演は2020年度後期「おちょやん」以来3年半ぶり3回目。今回は主人公・佐田寅子の成長した愛娘・佐田優未役を演じる。余の朝ドラ出演は18年度前期「半分、青い。」以来6年ぶり4回目。裁判官・星航一(岡田将生)の継母・星百合(ほし・ゆり)役を演じる。

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は17年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 毎田は19年度後期「スカーレット」で朝ドラ初出演。ヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)の親友・熊谷照子(大島優子)の長女・雪子役を好演した。「おちょやん」ではヒロイン・竹井千代(杉咲花)の幼少期を演じ、終盤には千代の姪で養女になる水野春子役で再登場。2役を演じ分け、話題を集めた。

 毎田は、寅子と優未が新潟から登戸の猪爪家に戻る第20週(8月12~16日)から登場。成長した優未は落ち着いて物事を捉えて考え、寅子に率直に意見を伝えることもある。

 「『虎に翼』はいち視聴者として毎朝すごく楽しみにしていた作品です。特にトラちゃんが優三さんを見送るシーンは大号泣でした。そんな素敵な作品に娘役として出演できることがすごく幸せです。家族の在り方や様々な問題が今後も描かれますが、優未を演じる中で私自身も勉強になることが多くありました。優三さんが持つ優しさを、優未の中にも感じていただけたら、うれしいです」と意気込み。伊藤との母娘ぶりが反響を呼びそうだ。

 余演じる百合は初代最高裁長官・星朋彦(平田満)の再婚相手で、夫亡き後も星家を守っている。穏やかな性格で、航一の子どもたちをかわいがっている。

 余も「ずっと楽しく見ていた『虎に翼』の現場に参加できること、大変うれしく思います」と喜び。「私のお役は明治・大正・昭和を生きた女性です。当時の家族、夫婦の在り方を考えたり、想像するのは楽しい作業です。吉田恵里香さんの脚本を大事に丁寧に、挑んでいきたいと思います」と張り切っている。

 制作統括の尾崎裕和チーフ・プロデューサーは「新潟で“土台”作りの真っ最中の寅子ですが、裁判官としていずれ新潟から東京へと戻ることになります。再びの東京で、新たな暮らしの始まる寅子に待ち受ける新しい出会いと出来事。その中心となる登場人物を毎田暖乃さん、余貴美子さんに演じていただきます。寅子だけでなく再登場するおなじみのメンバーたちと、お二人がどんなやり取りを繰り広げるのか、私もとても楽しみです!」と追加キャストに期待している。

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