◇パリ五輪第5日
29日のスケートボード男子ストリートで鮮やかな逆転連覇を果たした堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)が競技から一夜明けた30日、パリ市内のチームジャパンハウスで記者会見を行った。
5本のベストトリックの最後の1本を完璧に決めて大逆転での連覇。一夜明けても興奮はさめやらず、「ほんとに凄いうれしいし、今でも信じられない。夢なのかなって思っちゃうくらいビックリしている」と話した。
3年前の金メダルとは重みが違う。「東京で金を取った時よりパリの金は重く感じる。東京終わってから自分を見失う時もあったり何をしていけばいいか分からない時期もあって。考えさせられることの方が多かった3年間。パリの金獲れた時はうれしかったし、自分1人ではここまで来られなかった。自分を信じて滑り切れたのは家族、仲間、ファン、サポートしてくれるみんなのおかげ」と感謝の言葉を続けた。
パリには家族を呼んだ。「自分からあんまり呼ぶことが今までなくて。五輪って特別な舞台って分かっているから」と思いを説明した。