◇パリ五輪第5日 競泳男子800メートルリレー（2024年7月30日 ラデファンス・アリーナ）
競泳男子800メートルリレーの予選が行われ、予選1組の日本（村佐達也＝名鉄SS刈谷、松元克央＝ミツウロコ、真野秀成＝セントラルスポーツ、柳本幸之介＝イトマン東京）は7分8秒43で5位、全体でも8位タイで決勝へ進んだ。
第1泳者は五輪初出場の17歳・村佐。5番手で松元へつないだ。第2泳者の松元は後半に追い上げ、トップと1.06秒差の3番手で真野へ。第3泳者の24歳・真野も粘ったが順位を落とし、20歳のアンカー・柳本はイスラエルと並んでフィニッシュ。全体でもイスラエルと8位で並んだもののスイムオフはなく、9チームでの決勝へコマを進めた。
▼村佐 人生で一番の歓声を受けたと思う。世界は甘くなかったが、こんなところで泳げていい経験になった。
▼松元 この4人を決勝に進めたい思いで、できる限りの泳ぎはできた。（8位タイで）最初はどうなるか分からなかった。少し嫌な思いが頭をよぎった。スイムオフには苦い思いがあるので。（東京五輪の200メートル自由形予選で17位タイになり、棄権者が出た場合の準決勝進出者を決めるためのスイムオフに出場。スイムオフは勝利も棄権者は出ず予選敗退。23年世界選手権同種目でも準決勝後のスイムオフで決勝逃す）
▼真野 初の五輪で凄い緊張した。きつかったけど、レースは楽しめた。
▼柳本 歓声が凄すぎて正直緊張した。（順位を争う他チームは）隣のフランスが凄く前にいて、泡があってあっちは見えなかった。とりあえず必死に泳いだ。