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ロッテ NPB記録王手!開幕から対西武12連勝でパ・リーグ記録並ぶ 小川球団29年ぶり劇的バント安打

スポニチアネックス 2024年7月30日 21時39分

 ◇パ・リーグ ロッテ7ー6西武(2024年7月30日 ZOZOマリン)

 ロッテが西武に劇的なサヨナラ勝ち。これで西武戦は開幕から12戦全勝。1956年に西鉄(現西武)が東映(現日本ハム)に対して12連勝したパ・リーグ記録に並んだ。NPBの開幕連勝記録の1965年の中日がサンケイ(現ヤクルト)に対しての13連勝にも王手をかけた。

 打線は初回、先頭の岡が三ゴロも、三塁・山村の悪送球で二塁に進むと、続く藤岡の右前適時打で幸先よく先制。さらにポランコが右越えに13号2ランを放ち3ー0とリードを広げた。

 先発投手の小島は西武戦は2022年8月6日から7連勝中と好相性だったが、3ー0の2回に同点に追いつかれると、7回2死二塁で蛭間に右中間適時三塁打を打たれ勝ち越しを許しこの回までで降板。7回110球を投げ、11安打4失点だった。後を受けた沢村も8回に1点を失った。

 初回以降沈黙していた打線は、8回にソトの13号ソロで1点差に詰め寄ると、2死満塁で藤原の打球を処理した二塁・外崎が悪送球。2人が還り逆転に成功した。9回に横山が同点に追いつかれたが、9回2死満塁で小川が初球をまさかのバント安打でサヨナラ勝ちを決めた。

 バント安打によるサヨナラ勝利は2022年9月30日にオリックスの福田周平が9回に一塁内野安打でロッテに勝利したとき以来。球団では1995年4月15日に西村徳文が延長12回に捕手内野安打で日本ハムに勝利したとき以来29年ぶりとなった。

 ▼小島 7回を投げ切ることはできましたが、相手よりも多く点を取られてしまったので、もう少し得点圏で冷静になれれば抑えるすべはあったかなと思います。

 ▼小川 凄くうれしい。持ち味を出そうと思っていた。自分のできることを考えて打席に入っているので、それがいい方向にいっているのかなと思う。

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