◇セ・リーグ 巨人1―5阪神(2024年7月30日 甲子園)
巨人4年目の伊藤優輔投手(27)が、30日、阪神戦の7回に3番手でプロ初登板。1回を無失点に抑え「ホッとした」と振り返った。
甲子園のマウンドは都小山台のエースとして出場した14年のセンバツ以来。プロでの第一歩を、思い出の場から踏みだし「(センバツは)あっという間にやられた感じだったのであんまり記憶に残っていないんですけど、感慨深いモノはあった。日本で一番熱い応援のチームなので、一番最初に甲子園で投げられたのは自分の中での経験として良かった」と話した。
20年ドラフト4位で入団も、1年目の21年に右肘の手術を受け、育成契約に。4年目の今季、イースタン・リーグで29試合に登板し3勝9セーブ、防御率0・90と安定した成績を残し、支配下復帰を果たした。
初登板を終え「緊張もあって球も上ずっていたので、次は落ち着いて投げられるようにしたい」と目を輝かせた。