◇パ・リーグ 楽天1―10ソフトバンク（2024年7月30日 楽天モバイル）
楽天は30日、ソフトバンクに1―10で大敗し、勝率は5割に戻った。先発の早川が6回1/3を10安打、今季ワーストの6失点で4敗目。「何が狙われているかを早めに察知できれば…。今回は後手後手に回ってしまった」と反省を口にした。
初回1死一、三塁で、山川に左翼席へ先制3ランを被弾。「丁寧に入りすぎた結果。もうちょっと大胆にじゃないけど、攻めていければ」と振り返った。2回以降は要所を抑えて粘投していたが、7回1死二塁で栗原に右翼席へ2ランを被弾。5月3日のロッテ戦から続けていたクオリティースタート（QS＝6回以上自責点3以下）が11試合連続で止まった。
打線もモイネロの前に沈黙した。7回先頭の小郷が死球で出塁し、二盗に成功。2死二塁から浅村がチーム初安打となる左前適時打で1点を返すのが精いっぱい。今江監督は「立ち上がりからフォアボールだったり、いきなり3点というのは大きい。前半戦の悪い時の流れがきているというか…、投手の複数失点からの大量失点。打者もそこからリズムを作れずって形ですよね」と嘆いた。