◇セ・リーグ 中日6―0ヤクルト（2024年7月30日 バンテリンD）
中日の高橋宏が7回3安打無失点で、4年目で自己最多を更新する8勝目を挙げた。チームの連敗を5で止め、5位浮上に導いた。
「ちょっと球数が多くなったけど、しっかり7回まで無失点で投げ切れたのは良かったです」
7月は4度の登板で4戦4勝。計32回無失点で防御率0・00の無双状態だ。チームの勝利も7月19日巨人戦での自身の登板以来。チームを引っ張る21歳は「ここからどんどん（上位に）行けるように頑張りたい」と頼もしかった。
8回まで投げれば、今季初の規定投球回数到達だったが、惜しくも1回届かず。試合中に立浪監督からも「8回まで頑張れ」とハッパをかけられ「期待に応えられなかったのはちょっと悔しい」と苦笑い。防御率0・48は驚異的な“隠れ1位”で、次回にもランキングに登場見込みだ。