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ドジャース・ロバーツ監督 30歳迎えた大谷に「体のケア慎重に」 野球の普及「五輪以上の大舞台ない」 

スポニチアネックス 2024年7月31日 2時30分

 【教えて!!ロバーツ監督】ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)の連載「教えて、ロバーツ監督」の第4回は、野球が2大会ぶりに実施される28年ロス五輪へのメジャーリーガー派遣について。30代を迎えたアスリートの肉体の変化に関しても、自身の経験を基に解説した。(聞き手・柳原 直之、奥田秀樹通信員)

 ――28年ロス五輪へのメジャーリーガー派遣について。

 「素晴らしいアイデアだ。野球というスポーツを成長させ、より多くの人々に見てもらうために五輪以上の大舞台はない。そこで、メジャーのスターが母国を代表してプレーすることは、とても理にかなっている」

 ――前回84年ロス五輪の思い出は?

 「(陸上男子100メートル、同走り幅跳びなどで)カール・ルイスが金メダルを4つ獲得したことや、開会式の盛り上がりを特に覚えている。28年には五輪が我々の街にやってくるのがとてもうれしい」

 ――自身も五輪に出場したかった?

 「99年パンアメリカン大会で米国代表でプレーし、準優勝で00年シドニー五輪の出場権を獲得した。米国代表でのプレーはとても興奮した。残念ながらシドニー五輪の米国代表には選ばれなかったが、参加できていたら素晴らしかった」

 ――大谷は5日に節目の30歳を迎えた。

 「若い選手は自分の体の変化に何の疑いも抱かないが、30代になると、自分の体のことを理解し始めて、準備に何が必要かが分かり始める。翔平もまだ自分のことを分かり始めた段階。精神的な部分も含めこれからどんどん良くなっていく」

 ――今後の助言は。

 「翔平が34、35歳になった時に、気をつけなければいけない。私も含めて多くの選手が体の変化を感じる時期。もっと体のケアに慎重に対処し始めなければならなくなる」

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