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中日・高橋宏 7月4戦全勝!32回零封で8勝目 規定投球回到達ならずも“隠れ1位”防御率0.48

スポニチアネックス 2024年7月31日 5時33分

 ◇セ・リーグ 中日6―0ヤクルト(2024年7月30日 バンテリンD)

 神様、仏様、宏斗様だ。中日が高橋宏の7回3安打無失点の快投で連敗を5で止めた。7月は4戦全勝で計32回無失点の無双状態。自己最多の8勝目を飾り、チームの勝利も前回登板の7月19日巨人戦以来となった。

 「状態はあまり良くなかったけど、何とか無失点で抑えられているんで、いい感じかなと。監督からは“8回まで頑張れ”と言われたんですけど、期待の応えられなかったのはちょっと悔しい」

 初回1死一、二塁を村上、オスナの連続三振で切り抜けると、2回から6回は完全投球。7回2死満塁では、代打・青木を156キロ直球で一ゴロに仕留めて仕事を終えた。

 8回まで投げれば今季初の規定投球回数到達だった。立浪監督からもハッパをかけられたが、惜しくも1回届かず。防御率0.48は圧倒的な“隠れ1位”で、次回にもランキングに登場見込みだ。

 チームも5位に浮上し「ここからどんどん行けるように頑張りたい」。6月28日DeNAから33回連続無失点の21歳は、まだ止まらない。(山添 晴治)

 ≪防御率1点未満は70年村山実が最後≫高橋宏(中)は規定投球回まで1イニング不足ながら、現時点での防御率0.48は、シーズン防御率のプロ野球記録となる43年藤本英雄(巨)の0.73より低く抑えている。現在リーグトップの大瀬良(広)は規定投球回に達しており防御率0.82。なお、防御率1点未満の数字を残したのは70年村山実(神)の0.98が最後。近年惜しかった例には11年田中将(楽)の1.27、昨年山本(オ)の1.21がある。

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