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体操女子「5人で戦っていることを忘れず」宮田のポーズで入場 喫煙飲酒でエース辞退も完走8位

スポニチアネックス 2024年7月31日 5時6分

 ◇パリ五輪第5日 体操(2024年7月30日 ベルシー・アリーナ)

 女子団体総合決勝で、岸里奈(16=戸田市SC)、岡村真(19=相好ク)、中村遥香(16=なんばク)、牛奥小羽(19=日体大)の日本は合計159・463点で8位。64年東京大会以来、60年ぶりのメダル獲得はならなかった。

 エースの宮田笙子が開幕前に飲酒、喫煙問題で代表を辞退する緊急事態。28日の予選に続き決勝も、宮田が用意したヘアピンをつけた。この日はレオタードに合わせた青と白の別カラーだった。さらに、入場シーンでは宮田の床運動のフィニッシュポーズを見せた。

 入場シーンについて最年長19歳の牛奥は「みんなで話し合った。5人で戦っていることを忘れずに、しっかりやりたい思いを込めて笙子の印象的な床のポーズでやろうと。最初から笙子のなんかのポーズを取れたら、と始まった。4人だけど、みんな5人で戦っているつもりで演技していた。気持ちは5人だった。強い気持ちで挑んだ」と説明した。

 代表辞退の宮田については今後もサポートしていく。日本協会の田中光強化本部長は宮田が事前合宿地のモナコを去る際は「また代表に戻ってきてね」と約束。「また戻ってきてもらいたい。活躍してもらいたいと思う」と語った。

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