◇パリ五輪第5日 競泳男子800メートルリレー(2024年7月30日 ラデファンス・アリーナ)
男子800メートルリレーが行われ、日本(村佐達也=名鉄SS刈谷、松元克央=ミツウロコ、真野秀成=セントラルスポーツ、柳本幸之介=イトマン東京)は7分7秒48で7位に終わり、残念ながらメダル獲得とはならなかった。決勝進出は萩野公介や松田丈志らを擁して銅メダルを獲得した16年リオデジャネイロ五輪以来、2大会ぶりだった。
午前中の予選は7分8秒43の全体8位タイで突破した。予選1組ではイスラエルと同タイムで5位。全体でも8位で並んだが、決勝進出を決めるスイムオフはなく、9チームでの決勝へコマを進めた。
第2泳者を務めた松元は、21年東京五輪など過去にスイムオフで苦い経験をしている。予選後の取材では「(8位タイで)最初はどうなるか分からなかった。少し嫌な思いが頭をよぎった。スイムオフには苦い思いがあるので」と話していた。
▼レース後の各選手の談話
村佐「緊張とかプレッシャーを感じないのも難しいレースだったが、楽しむことだけを考えた」
松元「初めて目標が一つになったと感じた。目指しているものが一緒だとチーム力を感じる。満足する結果になった。みんなで引っ張れたいいチームだった」
真野「決勝の舞台は盛り上がりもすごいですが、楽しめたのはよかった」
柳本「チームのみんなに感謝しています。次は個人でも決勝の舞台に立ちたい」