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橋下徹氏 維新・馬場代表に「維新こそ、内部告発に対する嘘八百発言の斎藤さんの対応について評価すべき」

スポニチアネックス 2024年7月31日 7時30分

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が31日までに自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発した元県幹部が死亡した問題に対する、日本維新の会の馬場伸幸代表の姿勢を批判した。

 馬場氏は28日、神戸市で開かれた政治塾に出席後、記者会見で、真相解明に全面協力した上で疑惑が事実だと判明したら、斎藤氏に辞職を含めた判断を直接促す考えを示した。「真実をつまびらかにすることに維新は全面的に協力する」とした上で、疑惑が事実だと分かれば「生みの親の一人である立場から、しかるべき判断をするよう本人に話す」と語った。疑惑を否定し続ける斎藤氏の対応については「隠そうとか、うそをつこうとかは感じていない。不慣れな部分もあった」との見方を示した。維新は2021年知事選で自民党と共に斎藤氏を推薦している。

 

 斎藤氏の疑惑を巡っては第三者機関による調査開始が決まった他、県議会が設置した調査特別委員会(百条委員会)の調査が進んでいる。斎藤氏は30日の定例記者会見で疑惑を改めて否定し「百条委の調査にしっかり対応し、県政の信頼回復に向けて一日一日の仕事を着実にやっていく」と述べた。

 橋下氏は、馬場氏の発言について「維新こそ、内部告発に対する嘘八百発言の斎藤さんの対応について評価すべき。あの対応が許されるとなってから、パワハラ・おねだりの事実解明まで辞職判断は待つ、となる」と自身の考えをつづった。

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