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【男子バスケ】米SI誌が「疑惑の笛が響く」 画像載せ指摘「河村が触れていないように見えた」

スポニチアネックス 2024年7月31日 12時51分

 ◇パリ五輪第5日 バスケットボール男子1次リーグB組  日本90ー94フランス(2024年7月30日 ピエール・モロワ競技場)

 米スポーツ月刊誌「スポーツ・イラストレーテッド(SI)」の電子版は30日(日本時間31日)、パリ五輪男子バスケの日本対フランス戦での“疑惑の判定”に触れる場面があった。

 男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は、パリ五輪1次リーグB組2戦目で開催国フランス(同ランク9位)と対戦。延長戦の死闘の末に90ー94と敗れて、2連敗を喫した。

 最終クオーター開始早々に八村が2本の3Pシュート決めたが、残り8分31秒で、八村がテクニカルファウルで退場に。河村が残り5分45秒に3Pシュートを決めると、相手の反則も誘って4点プレーを成立。さらにその後にレイアップシュートを決めて逆転に成功した。

 残り16秒で4点リードしたが、フランスのシューターを河村がチェックに行くと、この3Pシュートが決まった瞬間に笛が吹かれ、バスケットカウントが取られた。映像では接触があったか微妙だった。フランスの4点プレーとなり84―84の同点。5分の延長戦では、ウェンバンヤマに3点シュートを決められるなど、死闘の末に敗れて1次リーグ連敗を喫した。

 SI誌のライアン・フィリップス記者は「日本に敗北を喫する危機を回避したフランス、疑惑の笛が響く」と題した記事を投稿。「審判は日本の河村勇輝にファウルを宣告した。ただし問題は、河村がストラゼル(フランス)に触れていないように見えたことだ」と指摘。当該シーンの写真も載せて主張した。

 さらにフィリップス記者は「ホームチームに有利な疑惑の判定はこれだけではない」とした上で、八村の退場についても触れた。「早い段階で、八村がファウルで退場処分を受けた。確かに激しいファウルに見えたが、“スポーツマンらしくない行為”と判定された。これが彼の2回目のファウルだったため、自動的に退場となった」と説明した。

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