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まさか…卓球金メダルの中国選手 ラケット折られ呆然&激高 水谷氏「可哀想すぎる」

スポニチアネックス 2024年7月31日 14時24分

 パリ五輪第5日の30日、卓球でまさかの悲劇が起きた。

 混合ダブルスで孫穎莎と組んで金メダルを獲得した王楚欽(中国)だったが、試合後のコートで歓喜に似つかわしくないぼう然&激高するシーンが。大切な仕事道具であるラケットが折れていたのだ。中国報道などでは、報道カメラマンが殺到してラケットを踏んだことが原因とされている。

 21年東京五輪で混合ダブルスを制した水谷隼氏は自身のXで「ラケット折られたのは可哀想すぎる」とし、「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに」と解説する。

 その上で「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」とした。

 王は31日、男子シングルス2回戦でスウェーデン選手と対戦する。

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