◇パリ五輪第6日 バレーボール男子1次リーグC組 日本-アルゼンチン(2024年7月31日 パリ南アリーナ)
52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、1次リーグ第2戦で同8位のアルゼンチンと対戦。第1セットを25-16、第2セットを25―22で連取した。
日本は第1セットからサーブで主導権を握り、第1セットだけで7本のサービスエールを決めた。西田有志は10―9から2連続サービスエースを決めるなど5本をマークした。
第2セットは一時1―7とリードを許したが徐々に追い上げて9―16から5連続ポイントをマーク。そして16―18の場面でエース石川祐希がフェイクセットを披露。アタッカーがスパイクを打つふりをして味方にトスを上げるプレーは日本の武器の一つだが、このトスを西田が決めて17―18と1点差に迫った。
このスーパープレーに、SNSは「フェイクセット出たーー」「フェイクセット見れて興奮した!!!すげえー!!!」「フェイクセットがリアルの稲荷崎で震えてる」「石川くんのフェイクセットシビれた」「石川選手のフェイクセット、鳥肌たったな」と大興奮。解説の福澤達哉氏も「美しいですね。このプレーで会場が一気に日本のムードになりましたね」と絶賛していた。
▼試合方式 1次リーグは参加12チームが4チームずつ3組に分かれて総当たりで戦い、各組上位2チームと、各組3位の中から成績の良い2チームの計8チームが準々決勝に進む。順位は(1)勝利数(2)勝ち点(3―0か3―1の勝利で3、3―2の勝利で2、2―3の敗戦で1)(3)セット率(4)得点率(5)直接対決の成績(6)世界ランクの順で決める。