◇親善試合 浦和1―4ニューカッスル(2024年7月31日 埼玉スタジアム)
浦和はプレミアリーグの名門ニューカッスルと親善試合「Jリーグインターナショナルシリーズ2024」を行い、1―4で敗れた。
20日の札幌戦で得点を挙げたFW二田理央が加入後初スタメン。この日が38歳の誕生日で、今季限りでの引退を表明したFW興梠慎三は6日の湘南戦以来のベンチ入りを果たした。
開始早々、試合が動いた。前半3分、MF渡辺凌磨がエースのFWイサクにボールを奪取され、そのまま先制を許した。反撃したのは同23分。MF松尾佑介のパスに反応した二田が冷静に決め、同点に追いついた。
同29分にDF石原広教がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。主将のMF伊藤敦樹が20日の札幌戦に続き任されたが、ポープに止められた。前半終了間際にはFWマーフィーに得点を決められ、前半を2―1で折り返した。
後半も主導権を握られた。キックオフ直後に一瞬の隙を突かれて失点。伊藤が後半から退き、キャプテンマークをつけた渡辺が強烈なシュートを放つ場面もあったが、ゴールとはならず。後半13分には、追加点を許した。
MF中島翔哉は6月の神戸戦以来の出場となった。25分間の出場だったが、シュートを放つなど見せ場を作った。興梠は6月のC大阪戦以来の出場。華麗なドリブルからパスを出すなど存在感を発揮したが、勝利とはならなかった。