◇パリ五輪第6日 体操(2024年7月31日 ベルシー・アリーナ)
男子個人総合の決勝が行われ、橋本大輝(セントラルスポーツ)は84・598点で6位となり、連覇に届かなかった。
歓喜の金メダルを獲得した団体総合決勝から2日。団体で落下したあん馬が、この日も鬼門だった。倒立が乱れて再び落下し、頭を抱えた。
3種目目のつり輪では予定の難度を取れずに13・400点止まり。前半を終えてトップの岡慎之助(徳洲会)と1・933点差の18位と苦しい状況に陥った。
後半3種目に五輪王者のプライドを詰め込んで懸命に追い上げたが、頂には手が届かなかった。競技終了後は岡を称え、その後に涙を浮かべた。
▼橋本 新しい歴史を見られて僕は幸せ。堂々とやりきれた気持ちでいっぱい。ケガをしてここまで戻ってこられて団体の金だけでお腹いっぱい。幸せすぎて涙が出ちゃった。