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五輪初出場の花車優は5位、渡辺一平は6位でメダル獲得ならず 渡辺「水泳マジ難しい」

スポニチアネックス 2024年8月1日 5時38分

 ◇パリ五輪第6日 競泳男子200メートル平泳ぎ決勝(2024年7月31日 ラデファンス・アリーナ)

 競泳男子200メートル平泳ぎの決勝が行われ、五輪初出場の花車優(24=イトマン東進)は2分8秒79で5位、渡辺一平(27=トヨタ自動車)は2分8秒83で6位となり、メダル獲得はならなかった。

 花車は30日の予選では2分10秒35で全体7位タイ、準決勝は2分9秒72の7位で決勝進出を決めた。準決勝では地元の英雄レオン・マルシャン(フランス)と同組で、「マルシャン選手がいる中で、この盛り上がり。すごく楽しかった。すごくタフで、そこに惑わされないようにしたかった」とコメント。「ここまで来たら、あと1本。出し惜しみすることなく頑張りたい」と決勝に向けて抱負を口にしていた。

 決勝のレース後は「決勝の舞台で全力を尽くし切れた。ベスト出していればメダルに届いていたので悔しい。この1年間はいろんな挑戦をしてきた。ここまでの自分の歩みは誇らしく思う」と語った。

 2大会ぶり五輪出場の渡辺は30日の予選では2分9秒86で全体5位、準決勝も2分9秒62の全体5位で決勝へ進出。「やっぱり五輪は難しい。こんなにタイムが出せないとは思わなかった」と言いながらも、「ただ(自分は)いろんな経験もして勝負強くなっている。明日できる最高のパフォーマンスをしたい」と意気込んでいた。2分6秒67の自己ベストを持つ元世界記録保持者。17、19年世界選手権で銅メダルを獲得したが、ここ数年は苦しんだ。

 決勝のレース後は「いや~水泳ってマジ難しいっす!」と話し、「今季は好調で五輪に向けて努力してきたつもりだが、タイムがつながらなかった。平泳ぎはめちゃくちゃ奥深い」とうなずいた。続けて「8年ぶりの五輪で精一杯時間を費やして頑張ってきたし、今日できることはやれた。8年前同様6位ですけどよく頑張ったかなと思う」と語った。

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