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二宮和也&竹野内豊が朝ドラ初出演! 25年春朝ドラ「あんぱん」新キャスト6人発表 松嶋菜々子も登場

スポニチアネックス 2024年8月1日 12時38分

 女優の今田美桜(27)が主演する2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の追加キャスト6人が、1日、同局のドラマ公式X(旧ツイッター)で発表された。俳優・二宮和也(41)や竹野内豊(53)らが初出演するほか、女優・松嶋菜々子(50)ら豪華俳優陣が名を連ねた。

 同作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしさんと妻・小松暢さんがモデルの物語。戦争を生き抜き波瀾(はらん)万丈の人生を送ったやなせさんと、支えた妻の愛と勇気を描く。脚本は中園ミホ氏が手掛けるオリジナルストーリー。ヒロイン・のぶを今田美桜、のぶの夫、柳井嵩(やない・たかし)役を北村匠海が演じる。

 現在、TBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」で主人公の天才外科医役を演じている二宮が、朝ドラに初出演する。演じるのは、嵩の父・柳井清(やない・きよし)。出版社を経て新聞社での海外赴任時代に病死。文学や絵に造詣が深い、嵩が大好きな父。清は既に他界しているところから物語は始まる。

 二宮は、「本当に驚きました。なんとなく感覚的ではありますが、あの連続テレビ小説に自分が出演できるとは考えてもいなかったので」と驚いた様子。「ご期待に応えられる様、共演者の方々とふっくらと柔らかい作品を作っていけたらと思います」と決意を語った。

 さらに竹野内も朝ドラ初出演が決定。演じるのは、嵩の伯父・柳井寛(やない・ひろし)。柳井診療所の院長をつとめる町医者。嵩や千尋にとっての育ての父で、どんな時も二人を励まし続け、生きる道しるべを示す…という役どころで、「今回のように実在の人物をモデルとした役を演じる場合は楽しみでありながらも、ご本人を知る方々の期待を裏切らないように取り組みたい」と意気込んだ。

 嵩の母・柳井登美子(やない・とみこ)役は、2019年前期「なつぞら」以来の朝ドラ出演となる松嶋菜々子が演じる。二宮演じる夫・清を亡くしたが、美しく勝ち気で利発な人物。「やなせさんの家族愛や人生観をより深く理解しながら大切に演じたいと思っています」と語った。

 柳井を支える女中、宇戸しん(うと・しん)役には、2023年に役者活動をスタートさせた女優・瞳水ひまりを抜てき。「出演が決まったときは“まさか私が!?”とびっくりしたと同時に、故郷である高知県へ恩返しができると本当にうれしくなりました」と喜びを口にした。

 さらに、嵩の伯母・柳井千代子役を、戸田菜穂が演じる。「出演が決まったとき、とてもとてもとてもうれしかったです!私は18歳で連続テレビ小説『ええにょぼ』のヒロインを演じさせていただきました。いつの日かお母さんとして帰ってきたいなあと夢見ていました」と、思いを打ち明けた。

 また嵩の弟・柳井千尋役は、昨年放送のTBS日曜劇場「下剋上球児」で頭角を現した中沢元紀が演じる。中沢は「僕にとって、朝ドラに出演することは役者としての一つの大きな目標だったので、出演が決まった時は心の底からうれしかったです」としみじみとコメントした。

 同作は、TBS「不適切にもほどがある!」でお茶の間で大ブレークした河合優実がのぶの妹・蘭子を、吉田鋼太郎がのぶの祖父・釜次役を、のぶの父・朝田結太郎役には朝ドラ初出演となる加瀬亮が出演するなど、豪華キャストが集結し、話題を集めている。

 漫画家夫婦をテーマにした朝ドラは、2010年に放送された「ゲゲゲの女房」以来となる。クランクインは今年9月ごろを予定。

 

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