バレーボール元日本代表の迫田さおりさん(36)が1日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。パリ五輪バレーボール男子の日本チームについてコメントした。
52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、1次リーグ第2戦で同8位のアルゼンチンと対戦。セットカウント3-1(25-16、25-22、18-25、25-23)で東京五輪銅メダルの強敵を下し、今大会初勝利。8強入りに王手をかけた。次戦は8月3日に世界ランキング5位の米国と対戦する。
番組では、日本の「グーブロック」に着目。通常のブロックでは、手のひらを広げて飛ぶが、日本の選手たちは時折、両拳をにぎったまま飛び、相手のスパイクのアウトを誘った。
元日本男子代表主将で2メートル05の身長で“ヤマコフ”と呼ばれた山村宏太氏は「昔は(ブロックアウトを狙ってくる相手に対して)手を引いていた(下げる動作)をしていたんですが、最近はそれをグーにすることで、相手からしたら、まだ手が残っているように見えるので指先を狙って打った結果、アウトになる。相手の状況の悪い時に、その時に指先を狙ってくるので」と説明。
迫田さんもは、「(ブロッカーの)自分の判断ですよね。最後までアタッカーを見て、選手が瞬時に判断する。ブロックを利用されないように、ということですよね」と解説していた。