KADOKAWAが発売している月刊漫画誌「コミックキューン」編集部の公式SNSが更新され、書店に展開していた連載作品の販促掲示物について、ネット上の声を受け撤去すると発表。書店や漫画家に対し謝罪した。
問題となっていたのは、同雑誌に連載されている中嶋ちずな氏による漫画「エルフ先生のトイレはどこですか？」の販促ディスプレイ。同作のプロモーションのため、トイレの様子が描かれている掲示物を書店に展開していた。
この販促掲示物が「子供も見るところに展開するのは不適切だ」などとネット上で物議を醸し、大きな話題を集めた。
同社は「『エルフ先生のトイレはどこですか?（1）」の掲示物に関するお詫びとお知らせ」を発表。「2024年7月26日発売『エルフ先生のトイレはどこですか?（1）』の書店店頭用の掲示物につきまして、お客様をはじめご協力いただいた書店各位ならびに著者の中嶋ちずな先生には、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
掲示物について「本書1巻発売のプロモーションのために弊社にて制作したものとなりますが、書店での掲示には適さない内容であるとのご指摘を鑑み、現在店頭より撤去いただくよう手配しております」と、書店から撤去する準備を進めていると報告。
「また、この度お寄せいただいた貴重なご意見を真摯に受け止め、今後の宣伝活動について十分に留意してまいる所存です。」とし、「読者の皆様にお楽しみいただける作品づくりに努めてまいりますので、引き続き弊社製品をご愛願くださいますよう心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。