◇パ・リーグ 日本ハム7―6オリックス(2024年8月1日 エスコンF)
6―6の9回。6番手でマウンドに上がった日本ハムの田中正義投手(30)が、自ら招いた1死満塁の大ピンチを力で切り抜けた。
森に四球を与えるなど1死満塁を招いた田中正。ここで打席に迎えたセデーニョは2ストライクと追い込んで、151キロ直球で空振り三振に仕留めた。
さらに2死満塁で迎えた宗ば152キロ直球で左飛。その瞬間、エスコンフィールドは安堵のため息に包まれた。
試合は直後に郡司裕也の左越えサヨナラ本塁打で日本ハムが勝利した。
郡司はお立ち台で「初めてサヨナラホームランなんて打った。すっつごい気持ちいい。みなさんにも味わっていただきたい」と笑わせた。
これで日本ハムは1分けを挟んで3連勝。8月白星スタートで貯金6とした。