◇パ・リーグ オリックス6―7日本ハム(2024年8月1日 エスコンF)
オリックスが悪夢のサヨナラ負けで、19年9月以来の9連敗(1分け挟む)。借金は10に膨らみ、3位の日本ハムと8ゲーム差に開いた。
同点の9回に登板した山田が1死走者なしから郡司にサヨナラのソロ本塁打を浴びた。
3点を追う3回に来田の適時打、森の逆転3ラン、セデーニョのソロで今季最多タイの1イニング5得点。16試合連続無失点だった吉田が2イニング目の5回に逆転2ランを浴び、1点を追いかける7回には来田に3年ぶりとなる1号ソロが飛び出して同点に追いついた。
前夜7月31日に大敗を喫した後、中嶋監督は「諦めちゃいないと思うんですけどね…。そういうふうに見えちゃいますよね。試合の途中でもう諦めているのが見えましたので、そこはもう1回話し合ってやっていくしかない」と苦言を呈していた。指揮官の言葉に発奮するように、打線は8回までに13安打6得点。それでも9回1死満塁を逃すなどあと一歩及ばず、7月16日西武戦以来の勝利とはならなかった。