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競歩女子の藤井菜々子は32位 「力出し切れなかった」警告3度で2分間のペナルティーゾーン響く

スポニチアネックス 2024年8月1日 18時29分

 ◇パリ五輪第7日 陸上 女子20キロ競歩(2024年8月1日 イエナ橋)

 陸上の女子20キロ競歩が行われ、日本勢で唯一出場した藤井菜々子(25=エディオン)は1時間34分26秒で32位だった。岡田久美子(32=富士通)と柳井綾音(20=立命大)は上位進出が見込める混合団体に専念し、個人種目への出場をとりやめていた。

 レースは序盤から世界記録保持者の楊家玉(28=中国)が飛び出して独走。2番手集団もばらけるのが早く、2度目の五輪出場の藤井は苦しい展開となった。20位にいた12キロ過ぎには歩型違反による3度目の警告でペナルティーゾーンに2分間とどまることを強いられ、30位台へと大きく後退。その後は失格となる4度目に注意しながら完歩を目指した。

 楊が昨年の世界選手権女王マリア・ペレス(28=スペイン)の追い上げを許さず、1時間25分54秒で優勝した。

 ▼藤井 あまり力を出し切れなかった。想定していたより前半は早く入って、練習できてなかったぶん無理に最初入ってしまって、歩型が荒れてしまったのが反省点かなと思います。前回の東京は初めてで何も分からず、今回2回目で代表の責任感を感じながら迎えることができました。(世界との差は)3年前とそこまで変わってないというのが今回一番思うところ。今後、まずはしっかり燃焼するところから頑張りたい。

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