◇パリ五輪第7日 バスケットボール女子1次リーグC組 日本ードイツ(2024年8月1日 ピエール・モロワ競技場)
女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組第2戦でドイツ(同ランク19位)と対戦。前半は36ー42と6点リードを許して折り返した。
今年2月に行われた最終予選を勝ち抜いて、3大会連続の五輪出場を決めて、21年東京五輪を上回る金メダル目標に掲げている女子バスケットボール日本代表。
初戦では東京五輪の決勝で敗れた女王・米国と対戦したが、体格差によるインサイドプレーに苦戦し、76ー102と完敗に終わった。
今大会初勝利を狙う中で、まさかの実態が発生。ドイツ戦前日に米国戦でも先発出場していた主力ガードの山本麻衣(24=トヨタ自動車)が脳震とうで欠場する発表された。
その中でこの試合では、今大会初先発となった町田瑠唯(31=富士通)、赤穂ひまわり(25=デンソー)の2人と高田真希(34=デンソー)、林咲希(29=富士通)、宮崎早織(28=ENEOS)の5人がスタメンに名を連ねた。
第1Qは先制点を許しながらも、残り8分59秒に赤穂のレイアップシュート、林の3Pシュートなどで得点を重ねて接戦の展開に。しかし残り6分29秒から日本は無得点の時間がつづき、残り3分58秒まで0―11のランをくらってしまう場面もあり、このクオーターは16―21とリードを許して終えた。
第2Qに残り8分47秒から町田のレイアップシュート、高田の3Pシュートで23―23の同点に追いついた。その後は一進一退のシーソーゲームの展開に。終了間際には高田がブザービーターレイアップシュートを決めたが、36ー42とリードを許して前半を終えた。
ドイツ主力のサトゥ・サバリに前半だけで23失点など相手の勢いを止めることは出来なかった。その中で日本は高田がチームトップの9得点をマークした。