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巨人・戸郷翔征 ノーノー以来の甲子園でまさかの5回6失点KO 5四球と珍しく乱れる

スポニチアネックス 2024年8月1日 19時56分

 ◇セ・リーグ 巨人―阪神(2024年8月1日 甲子園)

 巨人の戸郷翔征投手(24)が1日の阪神戦(甲子園)で今季18度目の先発登板。5回8安打5四球6失点で降板し、3試合ぶりとなる今季8勝目を手にすることはできなかった。

 前回登板した19日の中日戦(バンテリンD)では7回6安打1失点と好投した。だが2回、先頭の細川に左越え12号ソロを浴びたわずか1失点が命取りとなり、これが相手の決勝点。チームは0―1で敗れ、戸郷は今季5敗目を喫した。

 球宴出場を経て、この日が後半戦初登板。阪神戦、そして敵地・甲子園は5月24日にノーヒットノーランを達成して以来初めてで69日ぶりのマウンドとなった。

 ここ2試合は大城卓とのバッテリーだったが、この日は大城卓が一塁に回り、3試合ぶりに岸田とのノーノー達成バッテリー。だが、初回いきなり阪神打線につかまった。

 1番・近本に安打され、2死三塁から佐藤輝、大山に連続四球を与えて満塁。ここで前川にフォークボールを右前へ2点適時打とされて先制を許した。

 3回には先頭・森下を四球で塁に出し、2死一、二塁から木浪の左前適時打で3失点目。相手先発右腕・ビーズリーに5回1死まで完全投球を許していた味方打線は大城卓、泉口の連打で1死二、三塁としてから岸田の遊ゴロで1点返したが、その裏、戸郷は2死走者なしから安打と四球でピンチを招き、前川の右前適時打と木浪の左翼線への2点適時三塁打で3点を追加された。

 直後の6回、先頭で打席が回ると、代打・オコエを出されて降板となった。

 戸郷の投球内容は5回で打者27人に対して94球を投げ、8安打6失点。4三振を奪い、与えた四球は5つ、直球の最速は150キロだった。

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