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巨人・オコエ瑠偉 “聖地”甲子園の100周年ゲームで待望一発「いい日に打てて良かった」

スポニチアネックス 2024年8月1日 22時10分

 ◇セ・リーグ 巨人2―9阪神(2024年8月1日 甲子園)

 巨人のオコエ瑠偉外野手(27)が1日の阪神戦(甲子園)で今季1号アーチを放った。

 1―6で迎えた6回、先頭で打席が回った先発右腕・戸郷の代打に登場。相手先発右腕・ビーズリーに2球で追い込まれたが、3球目の外角低めスライダーをバックスクリーンへ叩き込んだ。

 オコエの本塁打は昨年4月16日の中日戦(バンテリンD)以来473日ぶり。関東第一高校時代に活躍した聖地・甲子園で待望の今季1号を放ち、甲子園開場100周年の記念日に甲子園でプロ初の一発となった。

 オコエは7月26日に出場選手登録。前日の7月31日に行われた阪神戦(甲子園)では「8番・左翼」に入って5月28日のソフトバンク戦(東京D)以来となるスタメン出場を果たして2安打を放ったが、この日のスタメンからは外れていた。

 本塁打を放ったあとは丸に代わって右翼に入り、8回の第2打席では3番手右腕・岡留の直球を左前打。チームは4安打で敗れて首位から陥落したが、オコエは2打数2安打で一人気を吐いた。

 オコエとの試合後の一問一答は以下の通り。

 ――本塁打。

 「全く同じようなシチュエーションだったんで、同じ感じで。(ヘッドコーチの)二岡さんからも試合のなかでアドバイスをもらったので、それも実践したら、いい感じでいけた。凄くいい打席だったと思います」

 ――甲子園で初アーチ。

 「確かに。甲子園あまりプレーをしたことなかったので。うれしいです」

 ――特別な感情は。

 「1打席、1打席、打つのに必死なので、そんな余裕ないですよ」

 ――甲子園はこの日が開場100周年。

 「セレモニーから、ホントに凄かったんで、本当にいい日に打てて良かったなと思います」

 ――2打席目も安打して、本塁打だけで終わらなかった。

 「スライダーを打っていたので、真っすぐも打ちたいなと思いながら。まあ結構、入ってくるボールだったので、それも打ててだいぶ良かったなと思います」

 ――チームはビーズリーに苦戦。初球空振りからどう修正。

 「初球は絶対、真っすぐを通したくなかったというだけでした。そのなかでああいう形になったので、その後、真っすぐをファウルにして、2ストライクアプローチでスライダーを捉えただけなので。普段通りのあれだったんですけどね、自分は」

 ――ビーズリーからチーム初本塁打してアピール。

 「価値があればいいですけど。とりあえず勝てるように頑張ります」

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