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広島・大瀬良 7回1失点で首位返り咲きに貢献「最低限かな」連続無失点は22イニングでストップ

スポニチアネックス 2024年8月2日 5時48分

 ◇セ・リーグ 広島2―1DeNA(2024年8月1日 マツダ)

 広島・大瀬良が7回1失点と先発の役割を果たした。勝ち星にこそ恵まれなかったものの、チームの3連勝、そして首位返り咲きに大きく貢献した。

 「いい球も、そうでない球もあった。0でいけたら良かったですけど、最低限かなと」

 毎回のように走者を背負ったが、粘った。初回1死一、二塁、4回1死二、三塁のピンチではギアを上げ、後続を断った。「コースヒットは出るものなので、そこからどう粘るかを考えて」5回まで「0」をつらねた。

 「1点は取られて、ピンチもたくさんつくったが…まあまあという感じです」

 その継続が途絶えても、集中力は途切れなかった。1―0で迎えた6回。先頭・牧の三塁内野安打に小園の悪送球が重なり、無死二塁。そこから1死二、三塁とされ、フォードに同点打を浴びた。7月6日の中日戦の5回からの連続無失点は22イニングで止まり、マツダスタジアムでの無失点も29イニングでストップ。それでも即座に切り替えて京田を一ゴロ、代打・松尾を一邪飛と最少失点で切り抜けた。7回も先頭・梶原に一塁内野安打を浴びながら、無失点で投げ終えた。

 新井監督からも「今日も素晴らしいピッチング」と賛辞を受け取った背番号14。リーグトップの防御率は0・85とわずかに悪化したが、依然「0点台」をキープして勝負の8月戦線がスタート。「ここから暑くなるので、対応していけたら」。熱い夏を過ごす。

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