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日本ハム・郡司サヨナラ弾 ファーストピッチ務めたGACKTに刺激「僕も少し追いつけるように」

スポニチアネックス 2024年8月2日 6時3分

 ◇パ・リーグ 日本ハム7―6オリックス(2024年8月1日 エスコンF)

 日本ハム・郡司がお立ち台でファンの視線を独り占めにした。プロ5年目で初どころか、学生時代も「記憶にない」サヨナラ弾だ。「すっごい気持ちいい。本当に最高の気分。皆さんにも味わっていただきたいぐらい」

 6―6の9回1死。左腕・山田に対し、出塁することを意識していたが、8球粘ったことでタイミングが合い始め、考えを変えた。「甘い球がきそうな予感がした。本塁打が“見えた”ので狙った」と9球目の146キロ直球を左中間席へ運ぶ9号アーチ。両軍計7本塁打が飛び交う花火大会の主役を奪った。

 ファーストピッチを歌手のGACKTが務めた。「GACKTさまもいらっしゃって、カリスマ性を見せていただいた。僕も少し追いつけるように頑張りたい」と刺激を受けた。昨年、中日から移籍してブレークを果たし、今年は球宴にも初出場。人気番組「芸能人格付けチェック」で76連勝を記録したGACKTのごとく、郡司も一流プロ野球選手への道を駆け上がっている。

 劇的勝利で新庄監督は「オーマイガッシュ。アンビリーバブル。たいしたもん」と称賛した。3連勝で貯金6とし、きょう2日からは首位・ソフトバンク戦。郡司は「3連勝する勢いでやりたい」と力強く誓った。(田中 健人)

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