7月26日に脳しんとう特例措置で出場選手登録を抹消されたDeNAのタイラー・オースティン内野手(32)が、2日からの本拠地・阪神3連戦で1軍復帰する可能性が浮上した。早ければ、2日にも合流する。
泥沼8連敗中の三浦監督にとっては「救いの神」の復帰だ。オースティンは球宴の守備で「右下顎の打撲」と「頭痛」を発症し、特例措置の抹消となった。だが球宴前までに58試合、打率・302、15本塁打とチームを支えていた。
オースティンを欠いたチームは21年以来3年ぶりの8連敗中と下降している。大砲が戦列復帰となれば、首位と5・5ゲーム差でまだあきらめるわけにはいかない26年ぶりの頂点へ向けた大きな武器となるはずだ。