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ニッポン柔道に衝撃!!五輪連続メダル獲得「21日連続」でストップ 2012年ロンドンから12年…

スポニチアネックス 2024年8月2日 1時24分

 ◇パリ五輪第7日 柔道(2024年8月1日 シャンドマルス・アリーナ)

 パリ五輪の柔道競技は1日、男子100キロ級と女子78キロ級が行われ、ウルフ・アロン(28、パーク24)が敗者復活戦で、高山莉加(29、三井住友海上)が3位決定戦でそれぞれ敗れメダルなしで終戦した。日本柔道が五輪の競技開催日でメダルを獲得できなかったのは、ロンドン五輪の柔道競技6日目の8月2日以来。翌3日に女子78キロ級の杉本美香が銀メダルを獲得して以来「21日連続」でメダルを獲得してきたが、ストップした。

 今大会の競技初日となった27日は、女子48キロ級で角田夏実(31、SBC湘南美容クリニック)がパリ五輪日本選手団1号となる金メダルを獲得。男子60キロ級の永山竜樹(28、SBC湘南美容クリニック)も準々決勝での“不可解ジャッジ”を乗り越え銅メダルに輝いた。

 28日には阿部兄妹が登場。女子52キロ級の詩(24、パーク24)は2回戦でまさかの一本負け。ショックを隠さず大号泣する姿に会場から「ウタコール」が巻き起こった。目の前で妹の連覇の夢が途切れる瞬間を見た兄の一二三(26、パーク24)は「妹のために戦った」と気迫の柔道を見せ続け、日本柔道通算50個目となる金メダルを獲得。日本柔道史上8人目となる連覇を達成した。

 29日は女子57キロ級の舟久保遥香(25、三井住友海上)が3位決定戦でリオ五輪金メダルのラファエラ・シウバ(32=ブラジル)を下し銅メダルを獲得。男子73キロ級の橋本壮市(32、パーク24)は同じく3位決定戦でアキル・ジャコバ(28=コソボ)を下し、銅メダルを獲得した。

 30日は男子81キロ級で永瀬貴規(30、旭化成)が五輪連覇を達成した。五輪連覇は日本柔道史上9人目で、81キロ級での連覇は初の快挙。女子63キロ級の高市未来(30、コマツ)は2回戦敗退だった。

 31日は女子70キロ級の新添左季(28=自衛隊)が敗者復活戦で敗れるも、男子90キロ級の村尾三四郎(23=JESグループ)が銀メダルを獲得した。

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