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【バドミントン】ワタガシ決勝進出ならず「悔しい」世界1位の中国ペアに敗れる 東京に続き3位決定戦へ

スポニチアネックス 2024年8月2日 4時15分

 ◇パリ五輪第7日 バドミントン(2024年8月1日 ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

 混合ダブルスの準決勝が1日に行われ、東京五輪銅メダルペアの渡辺勇大・東野有紗組(BIPROGY)が、世界ランキング1位のツェン・シーウェイ、ファン・ヤーチョン組(中国)に14―21、15―21で敗れ決勝進出を逃した。バドミントンでは日本勢初の2大会連続メダルへ、東京五輪と同じく3位決定戦の舞台に挑む。

 最強ペアに最後まで諦めずに食らいついたが、及ばなかった。第1ゲームも第2ゲームも要所で相手の圧力に屈し、ミスも多くなるという展開で敗れた。

 渡辺は試合後「悔しいです。強かったです。僕のミスが多かったんで、そこが(中国ペアとの)差ですかね」と冷静に分析。東野は「やっぱり金メダルを目指してやって来たんで、悔しい気持ちでいっぱいです」と肩を落とした。だが、戦いはまだ終わっていない。3位決定戦に向け渡辺は「もう1回できるっていうのは本当にありがたいことですので、最後までやり切りたいなと思います」と前を向き、東野は「本当に勇大が言ったように、最後までやり切りたいです」と汗を拭った。

 最後に東野は「前回と一緒でまた3位決定戦なんですけど、もう一回試合できることに喜びを感じながら試合に望みたいと思います」と言葉に力を込めた。

 東京五輪では準決勝で中国ペアに1―2で逆転負け。3位決定戦で香港ペアに2―0で快勝した。この大会で日本勢唯一のメダルだったが、2人にとっては悔しい結果だった。パリでの雪辱を期して再スタートを切った。21年に世界選手権で準優勝。22年には権威のある全英オープンで2連覇を達成し、世界選手権でも2年連続準優勝。同年に世界ランク1位に上り詰めた。2度目の五輪となるパリで金メダルには届かなかったが、必ず2大会連続となる銅メダルをつかみ取り、歴史に名を刻む。

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