◇パリ五輪第4日 カヌースラローム 男子カナディアンシングル(2024年7月29日 ベールシュルマルヌ水上競技場)
カヌー日本代表の羽根田卓也(37=ミキハウス)は2日、自身のインスタグラムを更新。5大会連続出場となったパリ五輪を振り返った。
カヌー・スラロームの男子カナディアンシングル準決勝で、羽根田は16人中13位にとどまり、上位12人による決勝進出を逃した。
投稿では「パリオリンピックという舞台で、皆さんと共に挑んだこの旅路は、私にとってかけがえのない物となりました」と報告。「ひとつひとつの瞬間に皆さんの応援が背中を押してくれたからこそ、ここまでたどり着くことができました」とつづった。
続けて「挑戦の中で感じた喜び、悔しさ、そして達成感――それらすべてを、皆さんと共有できることがアスリートとして何よりの幸せです。皆さんの声援が私にとってどれほど大きな力となり、心の支えとなったか、計り知れません」と声援に感謝。「この五回目のオリンピックで得た感動は、私一人のものではなく、共に歩んできた皆さんと分かち合うものです。支えてくれたすべての方々に、改めて心からの感謝を申し上げます」と呼びかけた。
さらに「これからも、皆さんと共に新たな挑戦へと進んでいきます。さらなる次のステージで、またお会いできることを楽しみにしています。2024.8.2」と結んだ。
27日の予選で13位に入り、16人による準決勝へ進んだ。準決勝では2度のペナルティーを受けて107.11点。16人中15人が競技を終えた時点で決勝進出ギリギリの12番手にいたが、最後に地元フランスのニコラス・ジェスタンがトップタイムを叩き出し、準決勝敗退が決まった。