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パリ五輪のボクサー性別騒動 細川バレンタイン氏が自身の発言を訂正し説明「出場可否は別の議論だけど…」

スポニチアネックス 2024年8月2日 11時8分

 プロボクシング元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏(43)が、2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪ボクシング女子で巻き起こっている性別騒動について言及した。

 パリ五輪のボクシング女子66キロ級2回戦が1日(日本時間2日)に行われ、イマネ・ケリフ(アルジェリア)とアンジェラ・カリニ(イタリア)が対戦。開始わずか46秒でカリニが棄権し、ケリフが勝利した。ケリフは性別適格性検査に合格しなかったため昨年の世界選手権で失格となった過去があり、パリ五輪への出場が賛否を呼んでいる。

 今大会ではケリフの他に、57キロ級のリン・ユーチン(台湾)も出場。彼女も昨年世界選手権で性別適格性検査に不合格となり、出場できなかった。

 この騒動について、7月31日に「体は女、心が男の男性部門でのスポーツ参加があまりに少ない事が気になるのだけど」と投稿していた細川氏。この日、「俺のこのポストにいくつか?間違いがある事がわかったので、訂正します!」と、自身の発言について訂正した。

 話題となっているケリフについて、「女として産まれ女として親にも育てられた方のようです。(つまり、女性器を持って産まれているのだ!と俺は理解しているのだけど、違ったら教えて欲しい)ただ、あまりにボクシングで強いから性別検査をしたら、染色体が『XY』だったとの事 そのため、昨年の世界選手権で性別適格性検査に不合格だったため失格となっていたが、今回のパリオリンピックでは参加が許されている選手のようです」と説明。「確認が足りず申し訳ないです」と謝罪した。

 「イマネ・ケリフ選手のオリンピック出場が許されるべきか?はまた別の議論だけど」とした上で、「この選手をトランスジェンダーと言ってしまった事は、失礼な物言いだと思うので訂正します。本当に失礼しました」と重ねて、丁寧に謝罪した。

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