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カブス・今永昇太「すごく対策された」7回途中10安打4失点も「6回まで対抗できた」

スポニチアネックス 2024年8月2日 12時17分

 ◇ナ・リーグ カブス5×-4カージナルス(2024年8月1日 シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠でのカージナルス戦に先発し、6回2/3を10安打4失点。チームが劇的なサヨナラ勝利を収め、左腕に勝敗は付かなかった。

 試合後、今永は劇的なサヨナラ勝利に「2点差で抑えが出てきたので、ヘルズリー投手はすごく良い投手ですし、厳しい状況だったんですけども、野手の皆が諦めなかったのが見てて素晴らしかったです」と野手の粘りを称賛した。

 その上で、自身の投球については「今日はすごく対策されましたし、カージナルス打線も前回とは違うアプローチで入ってきたので7回に点は取られましたけど、6回まではその対策に何とか対抗できたと思います」とした。

 また、終盤の7回までマウンドに立ったことに「いろんなボールを使って高めの真っ直ぐ、低めのスプリット以外も使っていけたってのが良かったところですし、6回1失点でなくて、7回もマウンドに上げてくれた。僕自身もそこがうれしかったので、次はその期待に応えたいと思います」と自身を信頼し、7回も続投という首脳陣の選択に感謝した。

 今永は立ち上がり、2死からゴールドシュミットに先制ソロを被弾。それでも大崩れせず、2回1死一、三塁、3回2死一、二塁のピンチを切り抜け、6回までソロによる1失点と力投した。

 1-1の6回裏に同僚・鈴木誠也の16号ソロで勝ち越しに成功したが、その直後の7回、1死からシアニに左前打を許すと、続くウィンに逆転2ランを被弾。甘く入った直球を左翼最前列へ運ばれ、打たれた瞬間に膝に手をつき、悔しそうな表情を見せた。

 さらに2死からゴールドシュミットに二塁打を浴びたところで降板。後を継いだ2番手・ロペスがアレナドに左前適時打を浴びたため、今永の登板成績は6回2/3を10安打4失点、7奪三振だった。

 試合は2-4で迎えた9回裏、ベリンジャーの11号ソロで1点差に迫ると、2死二塁からスワンソンが左翼へ適時二塁打を放ち、土壇場で同点に。今永の黒星を消すと、なおも2死二塁で代打・トークマンが左翼線へサヨナラ打を放ち、カブスが劇的な勝利を飾った。

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