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ボクシング石田匠が引退 井岡一法会長「第2の人生で成功してほしい」

スポニチアネックス 2024年8月2日 18時50分

 プロボクシング元日本スーパーフライ級王者の石田匠(32=井岡)が2日、現役引退を表明した。5月6日に東京ドームでWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)に判定負けした2度目の世界戦が最後の試合となった。プロ戦績は34勝(17KO)4敗。

 小6から井岡ジムでボクシングを始めた石田を指導してきた井岡一法会長は「20年間、よく頑張った。アマで国体チャンピオンになり、プロでも日本チャンピオンになって5度防衛。前回の試合も最後まで気持ちを見せてくれた」と、ねぎらった。

 石田は3学年上の井岡一翔(現・志成)に憧れ、一法会長の指導のもと、ガードを高く保ち、最大の武器である速く鋭い左ジャブから組み立てる正統派スタイルを身につけた。激しく打たれる試合は少なかった。一法会長は「元気に(現役を)終えられて良かった。世界を獲れなかったけど、第2の人生で成功してほしい」と新たな道で活躍することを期待した。

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