Infoseek 楽天

ヤクルト奥川恭伸「登板ごとに良くなっているという感触はある」 3年ぶり巨人戦勝利で3勝目

スポニチアネックス 2024年8月2日 21時30分

 ◇セ・リーグ ヤクルト4―2巨人(2024年8月2日 東京D)

 ヤクルトの奥川恭伸投手(23)が2日の巨人戦(東京ドーム)に今季5度目の先発登板し、6回2安打無失点で3勝目を挙げた。巨人戦で白星を挙げるのは、レギュラーシーズンでは21年9月17日以来、3年ぶりとなった。チームの連敗は3でストップした。

 ヒーローインタビューで奥川は「1人1人、丁寧にしっかり投げることができたかなと思います。きょうも序盤に援護をいただいたので、何とかその点数を守り切ろうという気持ちで投げました」と淡々と語った。3年ぶりの巨人戦勝利に「本当に対戦する相手も3年ぶりだったりとか難しいなと思うんですけど、何とか勝てて良かったなと思います」と笑顔で話した。

 7月21日のDeNA戦(神宮)以来、中11日での先発。初回1死から吉川に中前打されたが、ヘルナンデスをフォークボールで空振り三振、岡本和を三ゴロに抑え、無失点に抑えた。2回、3回は3者凡退に抑えた。

 結局6回まで許した安打は2本で、二塁すら踏ませぬ快投。三振は2つにとどまったが無四球と、持ち前の制球力を生かしたストライク先行の投球で凡打の山を築いた。「登板ごとに良くなっているという感触はあるので、もう少し長いイニングを投げられるようにもっともっと頑張りたいと思います」と笑った。

 打線は2回1死一、三塁から中村のセーフティースクイズで先制。さらに6回2死一、三塁から太田が右中間三塁打で2点を追加した。8回に1点差に詰め寄られたが、9回に西川の右前適時打で突き放した。

 「きょうはしっかり次につながるいい登板になったんじゃないかと思うので、良かったこととか、悪かったことも次に生かせるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。

この記事の関連ニュース