◇セ・リーグ 阪神4―2DeNA(2024年8月2日 横浜)
ロードでも猛虎の勢いは変わらない。1点を追う6回に森下、佐藤輝、大山とクリーンアップの3連打で逆転に成功し、苦手のジャクソンを攻略した。「5回までは巨人戦の疲れやな」と岡田監督。それでもチャンスはしっかり生かして、今季最多の8連勝で、リーグ最速50勝到達。4回の大山の帰塁ミスには「笑われるで。あんなんで抗議しとったら。ルールやから」と基本徹底を改めて求めた。以下は一問一答。
――桐敷が良く抑えた。
「良くって。普通やろ、だって、別にお前」
――きのうああいう形(勝ちパターン温存)だったから使えた。
「球数も少なくいけたしな。まあ、そら、村上があそこ7、8回投げきってくれたら、それで済んだけどな」
――きのうとは違う勝ち方だ。
「いや、もう、きょうは5回まではあれやな。巨人戦の疲れやな。全然バットがなんかこう違うよな。雰囲気がな」
――振れてない。
「うん」
――ジャクソンには苦しんでる。
「なんか合わんな。前川もな。10タコなんよ。なんか合わへんな。ジャクソンに」
――それでもワンチャンスで攻略。
「いやいや、もう3打席目やったからな、結局な、おーん」
――近本の死球から。
「ナイスデッドボールやん。全然合うてなかったからな」
――中軸が当たっているから中野にも迷わずバント。
「まずはやっぱり同点にしといたらなというのがあるからな、後ろのピッチャー考えたらのう」
――大山はミスを取り返した。
「そんなんお前、恥ずかしいであんなんで抗議したら。ルール知らんのか言うたんや。踏みかえんと全部アウトやん、なあ。笑われるで、あんなんで抗議しとったら。ちょうど見とったから、やられたなあと。なんか牧がすぐ言うたから、こらあかんわと。ルールやからの。ルールブックやから」