◇パリ五輪第8日 バスケットボール男子1次リーグB組 日本84ー102ブラジル(2024年8月2日 ピエール・モロワ競技場)
パリ五輪男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は1次最終戦でブラジル(同ランク12位)と対戦。前半からブラジルの高確率3Pシュートに苦戦して日本は84ー102で3連敗。1次リーグ敗退が決まった。試合後に3Pシューターとして活躍が期待されていた富永啓生(23)が今後について言及したと、欧州のバスケットボール専門メディア「バスケットニュース」が報じた。
今大会で富永は2戦終えてコートに立ったのはわずか55秒。最終戦のブラジル戦では6分59秒出場でわずか2得点に終わった。
欧州のバスケットボール専門メディア「バスケットニュース」によると、試合後に富永は「世界のトップチームと自分たちを比べるのは間違いなく良い経験だった。素晴らしい経験だった」と今大会に満足。その上で「もっと向上する必要があると思う」と個人としてもさらなる成長が求められる大会となったようだ。
日本代表についても「もちろん今年は勝てませんでしたが、日本のバスケットボールは大きくなってきていると思います。確かに、私たちは最強のチームと対戦できることを証明しました。次のステップは試合に勝つことです」と言及した。
富永はNBAペイサーズと開幕前のキャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約している。「この夏、NBAのチャンスに向けて準備します。自分の夢を叶えてNBAに入れるということを毎日証明しないといけないので、とても興奮しています」と日本人4人目のNBA選手誕生へ意気込んだ。