◇パリ五輪第8日 サッカー男子 日本-スペイン(2024年8月2日 リヨン競技場)
56年ぶりのメダル獲得を目指すサッカー男子日本代表は準々決勝でスペインと対戦。前半11分に先制を許したものの、その後、前半40分にFW細谷真大がネットを揺らした。しかし、VAR介入の結果、オフサイドと判定され取り消された。
前半11分、MFフェルミン・ロペスがペナルティーエリア手前から左足で強烈なシュート。GK小久保が伸ばした左手の指先で触れるも、弾き返すことはできなかった。日本はこれが今大会初失点となった。
前半40分、細谷が相手DFを背負いながらも反転してシュート。これがゴールに吸い込まれたが、VRAの結果オフサイドの判定に。映像では細谷の足が数センチ前に出ていた。
五輪でのスペイン戦は21年東京大会に続き2大会連続。前回は準決勝で延長戦の末に0―1と敗れており、56年ぶりのメダル獲得に向けて絶好となる“リベンジ”の舞台が用意された。