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斉藤立 メダルなし終戦…日本柔道のパリ五輪は終盤“失速”金3、銀1、銅3の7個 東京は金9の計12個

スポニチアネックス 2024年8月3日 1時11分

 ◇パリ五輪第8日 柔道(2024年8月2日 シャンドマルス・アリーナ)

 柔道100キロ超級の斉藤立(22=JESグループ)が2日、3位決定戦でアリシェル・ユスポフ(25=ウズベキスタン)に敗れ、史上初の父子金メダルを目指して降り立った初五輪は、無念のメダルなしに終わった。3日に行われる混合団体で柔道競技全日程が終了する。

 斉藤のメダルなしで、今大会の日本柔道の獲得メダル数は7個と終わった。金メダルは女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、連覇の男子66キロ級・阿部一二三(パーク24)、同じく連覇の男子81キロ級・永瀬貴規(旭化成)の3つ。銀メダル1、銅メダルは3つで、7個のメダルのうち男子が5階級で表彰台に立った。男女通じて終盤に“失速”。男子は5日連続メダルの後、重量級2つでメダルを逃した。

 同じく最終日の2日に行われた女子78キロ超級で連覇を狙った素根輝(パーク24)は左膝故障のため、敗者復活戦を棄権し7位に終わった。これで日本女子は個人戦全7階級で金メダルは48キロ級の角田夏実、銅メダルは57キロ級の舟久保遥香の計2個となり、12年ロンドン五輪の3個を下回り、ワースト記録を更新した。

 前回の21年東京五輪では、過去最多の金メダル9個。銀、銅を合わせるとメダル数計12個で、16年リオ五輪に並び最多記録だった。

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