浦和は3日、鳥栖のMF長沼洋一(27)が完全移籍で加入することを発表した。
ミドルシュートやクロスが武器。抜群のスピードで攻守におけるデュエルでも強さを発揮する。16年に広島ユースからトップ昇格。17年ルヴァン杯の神戸戦でプロ初得点を挙げた。その後、J2山形、J3岐阜などを経て22年7月に鳥栖へ完全移籍。昨年はリーグ戦32試合に出場し自己最多の10得点。今季は、ここまで23試合に出場し4得点を挙げている。
鳥栖を通じて「この度、浦和レッズに完全移籍することになりました。今のチーム状況で移籍していいのか凄く悩みましたが、選手個人としてのキャリアを考えた時にチャレンジするのがベストだと思いこの決断に至りました。ちょうど2年前にサガン鳥栖に移籍してきて、とても濃い素晴らしい2年間を過ごすことができました。また選手として大きく成長できたこととても感謝しています。サガン鳥栖ファミリーの皆様には、どんな状況でも支えてもらい、熱い応援ありがとうございました。ホームで得点を取った時のスタジアム全体の熱狂がとても大好きでした。これからはサガン鳥栖の長沼洋一ではなくなりますが、サッカー選手長沼洋一を応援してもらえたら嬉しいです。2年間本当にありがとうございました」とコメントした。
また、浦和を通じて以下のコメントを発表した。
「浦和レッズのファン・サポーターのみなさん、はじめまして。サガン鳥栖から加入することになりました長沼洋一です。シーズン途中での加入ですが、1日でも早く浦和の力になれるよう全力で頑張ります。あの最高なスタジアムで一緒に闘えることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします」