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元巨人監督・堀内恒夫さんが開幕7連敗の赤星にエール「落ち込む必要もないしそんな時間もない」

スポニチアネックス 2024年8月3日 15時32分

 元巨人監督の堀内恒夫さん(76)が3日、自身のブログを更新。開幕7連敗を喫して出場選手登録抹消が決まった巨人の赤星優志投手(25)にエールを送った。

 赤星は前日2日のヤクルト戦(東京D)で今季8度目の先発登板。6回4安打3失点で今季未勝利のまま7敗目を喫した。

 開幕から7連敗は巨人では2017年の宮国椋丞以来7年ぶりで、すべて先発黒星での7連敗は2005年桑田真澄(7連敗)以来19年ぶり2人目。試合後には、杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が赤星の抹消を明言した。

 堀内さんは「赤星 課題を持って前へ」のタイトルでブログを更新。「課題ははっきりしている」としたうえで「しかし、彼についてはここで改めて言いたいことがある」と続けた。

 そして、「0勝7敗。結果は出ていない。でも、彼はこれからの選手だ。数字だけじゃなく内容を見てやりたい。先発要員として最初から育成されているわけではない。とにかく困った時の赤星で先発だったりロングリリーフだったりどこでも真面目に投げてくれているし大崩れはしていないはずだ」と今季ここまで先発8試合、中継ぎ8試合という登板内容にまず触れた。

 さらに「昨日だって決して悪くはないんだよ。5回で交代させていれば失点1で済んだこと。そんなことも言いたくなる」と赤星が5回まで3安打1失点と好投し、味方打線が二塁すら踏めずに6回2安打零封された相手先発右腕・奥川恭伸投手(23)と投手戦を演じていたことにも言及した。

 そのうえで「落ち込む必要もないしそんな時間もない。ましてや1軍で勝てないことに自信を失うなんてもってのほかだ」とし、「『平均点』から抜け出すんだぞ。チームは君の力が必要なんだから」とエール。「頼みましたよ!」と締めくくった。

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