第28回全国高校女子硬式野球選手権大会決勝が3日、甲子園球場で行われている。
初優勝を目指す花巻東(岩手)の応戦席では同校OBで米スタンフォード大進学予定の佐々木麟太郎が応援に駆け付け、「甲子園でプレーするのがゴールではなく、甲子園で勝つことがゴールなんだと。後悔をしないようにプレーをしてほしい」とエールを送った。
佐々木の妹・秋羽外野手(3年)は主将を務めており、この日も「2番・左翼」で出場。自身も立った甲子園で戦う妹の姿を目に焼き付けた佐々木は「いろいろなプレッシャーもあると思うが、その中でもよくやっている」と、兄として優しいまなざしを送った。
男子野球部も今夏の甲子園大会への出場を決めている。昨夏は準々決勝で敗れており、「男女ともに最高の夏にしてもらえれば」とさらなる活躍を願った。