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「今日は楽々」サニブラウン 100m予選を余裕突破「いい感じで走れた」五輪日本人最速10秒02!

スポニチアネックス 2024年8月3日 19時26分

 ◇パリ五輪第9日 陸上(2024年8月3日 フランス競技場)

 男子100メートル予選が行われ、4組で走ったサニブラウン・ハキーム(25=東レ)が10秒02(無風)をマークして2位に入り、4日(日本時間5日)の準決勝に進んだ。このタイムは五輪の同種目で日本人最速となった。

 「まずまず1本いい感じで走れた。今日はほんとに楽々なんで明日はしっかり集中していければ。準決勝はみんな全力で走ると思う。プレッシャーを感じずに自分の走りができれば決勝に行けると思う」

 200メートルで出場した21年東京五輪は21秒41というまさかのタイムで予選落ち。「自分でもなんであんなに遅かったのか分からない。最後の100メートルは、もはやジョギング」と言うほどの惨敗だった。

 世界選手権の100メートルで22年は7位、23年は6位。2年連続ファイナリストとなるなど進化して迎えた2度目の夢舞台で力走。“暁の超特急”と呼ばれ、1932年ロサンゼルス五輪で6位に入った吉岡隆徳以来、92年ぶりの日本勢の五輪ファイナルへ、まずは第一関門を突破した。

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