◇パリ五輪第9日 卓球(2024年8月3日 パリ南アリーナ)
女子シングルス3位決定戦で、世界ランク5位の早田ひな(24=日本生命)が、同8位のシン・ユビン(韓国)と対戦した。
1日の準々決勝で左腕に痛みが走り、前日(2日)の孫穎莎(中国)との準決勝は、患部にテーピングを巻く痛々しい姿でプレーして完敗。棄権すら頭をよぎる苦境で「さすがに限界を感じた」と話していたが、「どれだけのプレーができるかわからないけど、自分が後悔しないようにしたい」とシンとの決戦に闘志を高めていた。
この日もテーピングを巻いてのプレー。第1ゲームは9―11で落としたが、第2ゲームは13―11と逆襲した。